猫との暮らしに向いていない人はどんなタイプ?お互いの幸せの条件!

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在宅でお仕事する人が増えたこともあり、数年前からの猫ブームにさらに拍車をかけています。

一人暮らしのため、留守の時間が長いので諦めていた人も、在宅ワークが可能になったことで、猫との暮らしを本気で考え始めるのでしょう。

家に居る時間が長いので、寂しさを紛らすためにペットを飼おうとするのも、わからなくはないのです。

ですが、同時に猫を手放す人も急増しています。

無責任に捨てる人がこれ以上増えてしまうのは、愛猫家としてはガマンできません。

だからこそ、猫との暮らしに向いていない人には、猫を飼う前に本気で考えて欲しいと思っているのです。

私は基本的に1日のほとんどを家で猫と過ごしています。

猫と暮らすことは、楽しくて幸せに満ちています。

ですが、幸せになるためには、努力も必要ですから、向いていない人もいます。

猫との暮らしに向いていない人が猫を飼うことで、人も猫も不幸にならないように、ぜひ考える機会にしていただきたいのです。

では、猫との暮らしに向いていない人の性格や特徴を見ていきましょう。

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不規則な生活をする

猫は一日のほとんどを寝ていると思われがちですが、シニア猫じゃなければ、活発に動く時間もかなりあります。

猫はもともと夜行性なので、夕方になると活発になり、明け方まで活動する習性があります。

人間と暮らす猫が、ずっと野生のままの夜行性の生活をするのは、お互いに困ることも多くなります。

ですが、猫は人間と一緒に暮らしているうちに、きちんと人間の生活リズムに合わせようとします。

とくに単独飼育の場合は、人間のリズムに合ってくるのです。

しかし、生活のリズムがバラバラの飼い主と暮らしていると、猫のリズムも整いません。

仕事柄、一定の生活リズムを送ることが難しい人は、猫との暮らしを考えるのなら生活環境を整えてあげなければいけません。

人間が起きている時間でも、安心して静かに眠れる場所をきちんと確保できれば、人間に振り回されずに猫なりのペースを作れると思います。

几帳面で神経質

几帳面な性格で、細かいことが気になってしまう神経質なタイプの人は、猫との暮らしには向いていないと思います。

猫は人間が触れて欲しくない物でも、お構いなしに遊び道具にしたりします。

入って欲しくない場所に入り込むこともありますし、きちんと整理整頓したばかりでも、汚されたりすることもあります。

部屋の中の物が所定の場所にないと、イライラしてしまうような几帳面な性格の人は、猫の行動にストレスを感じてしまうと思います。

猫が色んな物を触りたがるのは、イタズラや悪気があってのことじゃありません。

警戒心が強く、臆病な生き物なので、自分に害のある物かどうか確かめたいのです。

猫の習性なので、それを全て押さえ付けて、何か触るたびに叱るのでは、人間も猫もストレスでしかないでしょう。

人間と猫との居住スペースを完全に分けることができなければ、お互いに不幸なのではないでしょうか。

自分を優先する

自分を優先するというのは、猫のために自分を犠牲にできない人のことではありません。

猫を愛するあまり、自然に自分のことを後回しにする猫飼いさんは大勢いますが、そうならなければダメというわけでありませんので、誤解しないでくださいね。

自分を優先するというのは、猫の習性や特性を学ばずに、自分の思うように猫を従わせようとすることです。

たとえば、犬と猫とでは、習性にかなり違いがあります。

犬はもともと群で行動する動物で、集団の中にリーダーが存在します。

上下関係が自然にできるのが犬の習性なので、人間がきちんとしつければ、リーダーに対して従がうようになるのです。

しかし猫は単独で生きる習性があるので、人間が従わせようとしても、思うようになりません。

そういう自由気ままでわがままなところが、猫の魅力です。

自分の思うように従わせて、自分が猫をコントロールしたいという欲求を持つ人は、猫との暮らしには向いていないと思います。

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めんどくさがる

猫は散歩にもいかなくいていいし、エサと水さえ与えていれば、それほど世話のかからないペットだと思っている人もいます。

でも、それは大きな間違いです。

猫はとてもキレイ好きな動物なので、トイレが汚れているのをとても嫌がります。

こまめにトイレの掃除をしないと、排尿や排便をガマンしてしまい、病気になってしまうこともあるのです。

また、飲み水が汚れていたり、エサを出しっぱなしにしているのも嫌がる猫もいます。

爪切り、歯磨き、ブラッシングなど、日常のお世話として飼い主がすることはたくさんあるのです。

そういう細かやなお世話をめんどくさがる人は、猫と暮らすのは諦めた方が良いでしょう。

寂しがりや

寂しがりやだから、猫を家族として迎えて一緒に暮らしたいと思うのは自然なことです。

ただし、寂しさを猫に埋めてもらおうとすると、期待外れになるかも知れません。

猫の性格は個体差によって大きく違います。

人間が大好きで、いつも人の近くにいたい猫もいます。

ですが、人に構われるのが苦手な猫もいます。

また、甘えたい時と放っておいて欲しい時の差が大きい子もいます。

自分が寂しい時でも、猫は構われたくない時には、そおっとして置いてあげないとストレスを感じてしまいます。

「猫は人間の寂しさを埋める道具ではない」と理解できない人と暮らす猫は、とても気の毒です。

お金を使いたくない

動物を飼うというのは、お金がかかります。

エサ代だけじゃなく、医療費も必要です。

もしも病気やケガで治療を受けるとすれば、自費なので高額な費用を負担することになります。

そのためにペット保険に加入する飼い主さんが増えています。

ずっと健康で病気知らずだったとしても、定期的なワクチン接種も必要です。

また、適切な時期に不妊・去勢手術を受けさせることも飼い主の責任です。

不妊・去勢手術を受けさせる費用を出し渋ったために、どんどん繁殖してしまい多頭飼育崩壊するケースは後を絶ちません。

完全室内飼育の猫の平均寿命は15歳前後です。

健康に長生きすれば、20歳を超える子も増えています。

健康に15年生きたとして、ざっと計算すると250万円ほどです。

もしもその間に病気やケガをすれば、一気に治療費が加算されます。

ペット保険に加入したとしても、毎月の保険料が必要です。

医療の問題だけじゃありません。

ペットフードを買うのをケチって、人間の食べ物を与えたりするのも健康を害します。

トイレの砂や、室内で猫らしく暮らすためのキャットタワーや爪とぎなどを準備する費用も必要です。

猫のための出費をケチるような人は、どうか動物の飼い主になるのは諦めて欲しいと思います。

物にこだわる

部屋の家具にこだわったり、趣味のモノを収集するなど、物に対するこだわりの強い人には、猫との暮らしは向かないかも知れません。

猫が高級な家具で爪とぎしたり、大切な趣味のアイテムを落として壊したりしても、猫への愛情が勝るので何とも思わないのであれば問題ありません。

ですが、それに腹を立てて猫を閉じ込めたりするような人は無理です。

猫には高級なものなのか、大切なものなのか判断することはできないのですから。

爪とぎを各所に置いてあれば、壁や柱、家具をバリバリすることはしない猫もいます。

でも、どんなに爪とぎを置いてあっても、家具や壁でバリバリしたがる子もいるのです。

動物を室内で飼育するためには、人間の妥協も必要だと思います。

それが難しいのなら、やめた方がお互いのためでしょう。

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猫が苦手な家族がいる

猫との暮らしは家族全員が受け入れなければ難しいことも理解しておきましょう。

24時間体制で、猫を見守れるわけじゃないので、猫嫌いな家族が1人でもいればやめるべきです。

苦手な人には、それなりの理由があるはずなので、無理強いは良くないと思います。

ただ、猫嫌いだと思っていたのに、実際に飼い始めたら猫の可愛さにメロメロになる人も少なくありません。

ですが、そうならなかった場合に猫が不幸なことになるのは悲し過ぎます。

もしも猫が苦手な家族がいても、どうしても猫を迎えたい気持ちがあるのなら、ペットショップで買うのだけはやめましょう。

買ってから「やっぱりダメだった」と言って返すことは無理です。

そんなに軽々しく命を扱うのは、そもそも動物を飼う資格はないと思います。

もしも家族に猫が苦手な人がいるのなら、動物保護団体や保護ボランティアに里親として応募してみることをおすすめします。

数週間のトライアル期間を設けてあれば、猫を受け入れられるか判断できるかも知れません。

実際に私の知人は、旦那さんが猫が苦手でしたが、保護団体の預かりボランティアを頼まれて、2週間だけ3匹の子猫を預かったのです。

その2週間で旦那さんは猫にメロメロになり、そのまま子猫3匹の里親になりました。

今では旦那さんの方が猫に夢中になったので、そういう希望もあると思います。

まとめ

テレビで猫の可愛い動画を流したりする機会が増えたこともあり、猫を飼いたい人はまだまだ増加しています。

みんなが幸せになれるのなら、猫を家族にしてくれる人が増えて欲しいと思います。

ですが、猫の習性についてよく調べもせずに、一時的な興味で飼うのだけはやめて欲しいと思います。

猫との暮らしに向いていない人は、それが悪いわけではなく、猫の習性を受け入れるのが難しいだけです。

他の動物との相性は悪くないかも知れませんし、人間以外の生き物と暮らすことが負担になるかも知れません。

大切なことは、人間と猫がお互いの存在にストレスを感じないかどうかではないでしょうか。

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