猫の神秘!毛の色や柄が似ていると仲良くなりやすいという説は?

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猫はとても神秘的な動物です。

不思議なことも沢山あります。

たとえば、三毛猫にはオスはほとんどいないというのも猫の不思議なところですね。

じつは、猫に色んな毛色や柄があるのは、もともとそうだったわけではないようです。

私たちの周りにいる猫は、キジトラという柄しかいませんでした。

もともと孤独に生きて、縄張り意識の強い生き物なので、他の毛色の猫と自然に交わったとは考えにくく、人間が人工的に色んな柄の猫を増やしたことから、三毛猫や茶トラなどが増えたと言われています。

いわゆる雑種と呼ばれる猫の毛色の種類は、ざっと数えただけでも20種類以上です。

雑種の猫は、母猫と同じ柄になるとは限らないですし、兄弟姉妹で同じになるとも限りません。

ホントに謎の多い生き物です。

ところで、猫同士は毛色や柄の違いを見分けているのでしょうか。

猫が毛色た柄で仲良くなりやすいというのを聞いたことがあるのですが、それはホントなのか調べてみようと思います。

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毛色や柄が同じ猫同士の相性

純血種の猫は別として、いわゆる雑種の猫たちの毛色や柄の違いは猫の魅力の一つですよね。

猫の視力はあまり良くないですし、人間のように様々な色を識別することもできないので、毛色や柄を猫同士で見分けているとは思えません。

毛の色や柄は猫同士の関係には影響しないと思うのです。

ところが、ある保護猫シェルターの動画を見ていると、そうとも言い切れなくなってきました。

保護猫ボラさんの動画を見ることで、少しでも支援になればと思って色々見ていると、猫が集団で暮らす様子を垣間みられます。

私がいつも見ている関西の保護猫シェルターhibinekoさんには、常時100頭以上の保護猫がいます。

シェルターの運営者さんの自宅にも30~40頭の猫が保護されています。

本来は群れではなく、単独で行動する猫ですが、100頭以上も同居しているので、当然のことながら猫社会が構築されていきます。

猫は無駄な争いはしない生き物です。

十分に食べ物が与えられ、お気に入りの場所が見つかれば、とくに争う必要はないので、シェルターの猫社会は穏やかです。

hibinekoさんの動画をずっと見ていると、黒猫チーム、ムギワラチームなど、毛色や柄で集まって過ごしている様子を見かけることがあります。

血縁関係があるわけじゃなくても、毛色で集まることがあるのは、数多くの猫たちを見てきたシェルターの運営者の方も不思議だとおっしゃっています。

その理由はわかりませんが、猫は毛色や柄で性格に特徴があると言われています。

人間で言えば、血液型のようなものでしょうか。

血液型よりも種類が多いのですが、系統で分かれるのであれば、毛色や柄で集まりやすいのもわかりような気がします。

hibinekoさんの動画

毛色や柄で猫の性格は違う

猫の毛色や柄の種類は24種類に分類されるのですが、性格の特徴を見るのは主な8種類です。

キジトラ

キジトラは、野生の猫の遺伝子が強く残るので、警戒心が強い子が多く、性格は慎重派です。

猫が本能で行動する様子を見せてくれるので、猫らしさを感じます。

白毛が入るキジシロの猫も性格的にはキジトラと同じです。

茶トラ

オレンジ色の縞柄の毛の茶トラは、人気がありますよね。

白色が入った茶白もいます。

オス猫の割合が多く、大胆でストレートな性格の子が多いです。

甘えん坊なので、飼い主さんをメロメロにさせるでしょう。

三毛猫

茶色と白と黒の三色の柄が特徴的です。

縞三毛や飛び三毛など、三毛猫にも柄の特徴が色々あります。

ほとんどがメス猫で、オス猫は滅多に生まれません。

性格は警戒心が強く、女王様気質で、気まぐれです。

ツンデレな性格の猫に振り回されることに幸せを感じる飼い主さんには、たまらなく魅力的でしょう。

2色の毛色

模様があるわけじゃなく、2色の毛の猫もいます。

黒と白のハチワレや、灰と白のバイカラーもいます。

性格は個性的で好奇心が旺盛です。

黒猫

神秘的な黒猫は、美しい毛艶に魅了される方も多いでしょう。

性格は穏やかで、猫同士でもフレンドリーです。

全身の毛色は黒一色でも、お腹だけ部分的に白い毛がみられることもあります。

黒猫の体にある白い毛の部分をエンジェルマークと呼びます。

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白猫

白猫は、遺伝しやすいと言われます。

親が白猫の場合は、子も白猫が生まれやすい傾向があります。

ただ、白い毛は自然界では目立ちます。

とくに猫は夜行性なので、暗闇で身を隠しにくいため、外敵に狙われやすかったのでしょう。

そのため、性格は臆病で神経質です。

警戒心が強い傾向があります。

サビ

サビ柄は、黒ベースに赤や茶の毛が混じっています。

赤茶が多めで縞柄に入ると、麦ワラと呼ばれます。

三毛猫と同じく、ほとんどがメス猫です。

性格が気まぐれで自由気ままです。

サビ猫は小柄な子が多いので、成猫でも幼く見えます。

サバトラ

サバトラは、グレーの縞柄の毛色の猫です。

白色が入るとサバシロと呼ばれます。

サバトラの歴史は浅く、昭和20年以降に西洋の猫と交ざって増えたと言われています。

野生の猫に近い遺伝子が強く、活発な性格の子が多いと言われています。

まとめ

猫の毛色や柄が猫同士の関係に影響があるのかは、はっきりとはわかっていません。

というか、猫の生態は謎が多く、まだ解明されていないことが沢山あるのですよね。

柄や毛色である程度の性格は見分けられるようですが、人間の血液型診断程度だと思っています。

猫が毛色や柄で相手を見分けているとすれば、猫の賢さは想像以上かも知れませんね。

 

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