人との付き合いが苦手でも、どうしても避けられない人間関係もありますよね。
仕事上の人間関係に悩んで、メンタルが壊れそうになってしまう人が世の中にあふれているくらいです。
でも、どうしてもダメになったら、退職したり転職するという方法もあります。
簡単に逃げられないのが、近所付き合いです。
賃貸住宅に住んでいるなら、それほど悩むことはないでしょうが、戸建て住宅や分譲マンションを買った場合は簡単に逃げられません。
近所付き合いで失敗しないためには、普通の友達付き合いのように考えてはダメなのです。
失敗しないための5つのポイントをまとめてみましたので、近所付き合いに自信を失っている方はチェックしてみてください。
近所付き合いに失敗しやすい人
近所付き合いが上手にできる人は、誰とでもすぐに打ち解けて、人見知りしないタイプだと思っていませんか?
たしかに、誰ともでも仲良くなれるタイプの人は、表面的には近所付き合いが上手くできているように見えると思います。
ですが、じつは誰ともで仲良くなれる人は、近所付き合いも地元の友達も同じような感覚で付き合ってしまいがちです。
近所に住んでいるだけなのに、友達のような付き合いをする必要はないと考えている人もいます。
そういう人にとって、グイグイと間合いを詰めて仲良くなろうとしてくる人は、ちょっと敬遠したくなります。
仲良くなるのが得意な人ほど、近所付き合いでは失敗しやすい傾向にあるのです。
近所付き合いに失敗しない5つのポイント
近所付き合いの失敗しないためには、最初が肝心なのは間違いありません。
ですが、古くから住んでいる人が多い土地では、なかなか馴染むまでに時間がかかると思います。
もしもまだ近所付き合いが上手くできないとしても、決定的な失敗をしなければ焦る必要はありません。
失敗しないためのポイントをおさえておきましょう。
付き合う人を限定しない
近所付き合いは、仲良くなる人を限定しないことが重要です。
年齢が近いとか、子供の年齢など、仲良くなる条件が整ってしまうと、限定的に仲良くなることもあると思います。
ですが、近所付き合いは年齢や家族状況に関係なく、同じように接することが失敗しないポイントです。
付き合う人を限定してしまうと、その人と問題が起きた時にとても困る結果になります。
人間同士なので、ずっと仲良しでいられるとは限らないので、付き合う人を絞らないように気を付けてください。
深い話はしない
近所に仲の良い人ができたとしても、家族の中の深い話はやめましょう。
信頼できる人だとしても、人の口には戸は立てられないので、他の人にも広まってしまうリスクがあります。
信じていた人から裏切られるようなこともイヤですが、人に知られたくないような深い話を近所中に知られたら最悪です。
人の訪問を拒まない
近所付き合いが上手くいっているとしても、人の家にばかり訪問して、自分の家には人を入れないのは問題になるかも知れません。
「あの人、いつもうちに来て長々とおしゃべりしてるけど、自分の家には入れてくれないのよ。」と陰口を叩かれる原因になるからです。
自分の家には人を入れたくないのなら、近所の家にも上がり込まないようにしましょう。
悪口や噂はタブー
言うまでもないことですが、近所付き合いに悪口や噂はダメです。
近所の人たちが誰かの悪口や噂話をしていても、その中に入って相槌を打つだけでもトラブルになります。
その場所にいただけでも「○○さんも言ってた」と言われてしまうかも知れません。
自分が率先して悪口や噂話をしなくても、そういう仲間に入らない方が問題を避けられます。
そういう話が好きな人たちとは、挨拶だけしっかりして、それ以上の付き合いは一切しないことです。
他家と比べない
近所付き合いをしていると、自分の家との違いを感じてしまうことがあると思います。
収入、仕事、家族、自宅など、比べるポイントはいくつもあります。
ですが、比べてしまうと妬みの感情が生まれてしまうかも知れません。
逆に自分が見下すような気持ちになって、人を傷つけることも考えられます。
ただその土地に住んでいるだけなので、自分も家と他の家が違うのは当たり前のことです。
比べてしまうと失敗しやすいので、自分は自分、うちはうちと割り切りましょう。
失敗しないための一番のポイント
近所付き合いに失敗しないために、一番重要なことは「距離を保つ」ことです。
一定の距離を保っていれば、トラブルが起こることもないはずです。
もしも子供同士が友達になって、ママ友付き合いが始まったとしても、プライベートなことまで話す関係にならない方が良いと思います。
子供が成長すれば、自然にママ友関係は遠くなっていくとしても、近所に住んでいれば付き合いは切れません。
後々のことも考えて、ママ友付き合いも深入りは禁物です。
まとめ
近所付き合いを一切しないと決めている人も珍しくないですし、都会では近所付き合いも希薄になっています。
ですが、やはりその土地で暮らす上では、全く付き合いをしないのは困ることもあるでしょう。
災害時などには、近所付き合いの必要性を痛感したという話もよく聞きます。
すごく仲良くなる必要はないので、顔と名前が一致する程度の近所付き合いができるようになるといいですね。