楽しくおしゃべりできる相手との会話は、時間が過ぎるのもあっという間です。
会話が弾むと、お互いにとてもストレス発散になるはずですから「またおしゃべりしたい」と思うでしょう。
ところが、「あの人とはできれば話したくない」と思われる人もいます。
「またおしゃべりしたい」と思う相手とはどう違うのでしょう。
単なる口下手、話し下手なのかも知れません。
でも、口下手の人は自分でもそれを自覚していることが多いため、自分の方から積極的に人に話しかけることが少ないはずです。
じつは、口下手、話し下手とは思ってもいないし、人に悪意を持って話しかけているわけでもないのに、なぜか嫌われる原因を作る会話があるのです。
それも全く無自覚のうちにしているがほとんどなので、気付くのが遅くなると周りに人がいなくなってしまいます。
1日でも早く気付くことで、嫌われる会話から脱することができます。
嫌われる会話とはどんなことなのか、見ていきましょう。
「頑張って」と言っている
「頑張ってね」と励ますことは、その人を応援しているからなので、それがダメだというわけではありません。
「もう頑張ってるのに」
「まだ頑張りが足らないと思われているんだ」
わかりやすい褒め言葉
人は褒められて悪い気分になることはないはずと思っているかも知れません。
たしかに褒められるのは嬉しいですよね。
でも、いつも服装や装飾品など誰でもわかりやすい外見を褒めるのは、あまり良く思われない傾向があります。
一度や二度ならいいのですが、会うたびに表面的な部分だけ褒める人は、何か下心でもあるのかと思って警戒してしまうのです。
表面的なことは、誰でもわかるポイントなので、褒められても嬉しさが薄れてきます。
その上、「この人はいつも服装や持ち物のことばかり褒めるな」と思われてしまうと、何か企んでいるのではと距離を置かれてしまうことも考えられます。
誰でもわかるポイントを褒めるのではなく、その人の内面に触れるような褒め方をしましょう。
たとえば「いつも素敵な洋服を着てますね」という褒め言葉を言い換えてみます。
「スタイルが良いからすごく素敵です」
陰キャラワード
これは言うまでもありませんが、気分が暗くなるようなネガティブな言葉、マイナスな言葉が多い人は、嫌われてしまいます。
悪い人と思われて嫌われるのではなく、一緒にいると自分も陰な気分になるので、できるだけ関わらないように避けたくなるのです。
思わず口から出てしまう言葉なので、自覚していないかも知れません。
いくつか気を付けたいネガティブな言葉と、それをポジティブに言い換えてみましょう。
疲れた→頑張った
忙しかった→充実していた
絶対に無理→できることをやろう
どうせダメだ→きっと大丈夫だ
暇だな→余裕があるな
退屈だ→何をしようかな
休みなのにゴロゴロしてただけ→ゆっくり休めた
ネガティブなつもりで使っているわけじゃないけれど、いつも同じようなことを言っていると周りからは「またぼやいてる」と思われてしまいます。
知らず知らずのうちに、周りに陰キャラのイメージを持たれて嫌われるのは損ですから、少し言い換える意識を持ってみてくださいね。
まとめ
嫌われるつもりで会話している人なんていませんよね。
だから無意識で無自覚なので、直すきっかけがないとそのままです。
もしも何か気付きのきっかけになって、このページを読んでくださったのなら、これからの会話に取り入れてもらえると嬉しいです。