失敗してもへこたれず、いつも前向きなハートの強い人を見て、「うらやましい、あんなふうに強いハートになりたい」と思ったことはあるでしょうか。
私はいつもそう思いますが、意外と前向きで強いハートの持ち主は少ないので、自分と同じように心が折れやすい人の方が多いのではないかと密かに安心したりしています。
でも、それではいつまで経っても「折れやすい弱いハート」のままなんですよね。
強いハートを持てる方が、この世の中を生きやすいはず。
でもどうすれば?
それが簡単にできるのなら苦労しないよね
それはそうです。
簡単ではないと思いますが、強いハートの持ち主がどんな考え方をするのかわかれば、ヒントになるのではないでしょうか。
すぐに鉄のハートになるのは無理だとしても、少しは強くなれる可能性はあります。
参考にしてみましょう。
心が折れやすい人の特徴
ハートが弱く、些細なことでも心が折れやすい人は、「またダメだった」「やっぱり無理だ」と目標を諦めてしまいがちです。
それは結局、自己肯定感を持てなくなり、自信を失うばかりです。
しかしなぜそんなの心が折れやすいのか、その原因を探る必要があります。
心が折れやすい人には、2つの特徴があります。
結果を早く求め過ぎる
心が折れやすい人の特徴としてまずあげられるのが、すぐに結果を求め過ぎてしまうことです。
目標を設定して、何かに向かって新たなことをスタートしても、すぐに結果が出るとは限りません。
というか、ほとんどのことは継続することで少しづつ結果として見えてくるのですよね。
しかし、何かをはじめてもすぐに結果が出ないと「やっぱりダメだ」と考えてしまえば、何も達成できません。
失敗を分析しない
ハートの弱い人のもう一つの特徴は、失敗を全てマイナスに受け取ってしまう傾向があります。
「失敗は成功の母」という言葉もあるように、失敗があるからこそ、成功へ対策を考えられるはずです。
ですが、心が折れやすい人は、失敗したという結果だけを見てしまいがち。
その失敗の中には、成功への秘訣が埋もれているかも知れないのに、それを見ないので失敗は100%ダメだと考えて凹んでしまうのでしょう。
ハートを強く育てるコツ
折れやすいハートでも、時間をかけてトレーニングすれば強いハートに育てることは可能です。
結果を早く求め過ぎずに、「今はこれで十分だ!いつか上手くいくかも知れない」と考えるようにするだけで、簡単に諦めなくなります。
あきらめも肝心だと思うのなら、それも前向きな考えなので問題ないですが、簡単に諦めてばかりの自分を嫌だと思うのなら、急いで結果を求めるのはやめましょう。
そして、失敗の原因をきちんと分析することで改善点を見つけられるようになると、失敗はマイナスばかりではなく、プラスのヒントだと受け止められるようになります。
同じ失敗でも、考え方を変えるだけで、自分の心を強く育てることができるのです。
まとめ
ハートの強い人と弱い人の違いは、ほんの少しの考え方の違いです。
簡単にまとめてしまえば、自分に対して少々甘くなることも必要だということでしょう。
「すぐに結果を出さなければ!」とか「失敗した私が悪いのだ」と考えてしまうのは、心をどんどん弱くしてしまいます。
「今はダメでもいつか上手くいくかも」とか「何がダメだったのか考える機会になって良かった」と思うようにすれば、その度に自分を責めることもなくなるのではないでしょうか。