カジュアルなお店での食事ではあまり気にしないかも知れませんが、ちょっと格式の高いレストランや料亭などで食事する時には、トイレのタイミングに気を使いますね。
生理現象なので、トイレに行きたくなった時に行けば良いというのは一般論ですが、やはり食事中のマナーとしてはどうなのか気になります。
食事をする相手に対する礼儀でもあるので、食事中のトイレのタイミングについてご紹介します。
レストランでのトイレマナー
基本的なマナーとして、食事中にはトイレに立つのは控えるものです。
これは洋食や和食、中華など料理のジャンルに関係なく、食事中のトイレはよほどのことがない限り控えるようにしましょう。
理想的なタイミングは、お店に入ってオーダーをする前か、オーダーをした後です。
料理が運ばれる前にトイレを済ませておきます。
もしも食事前にトイレに行かなくて、食事中に行きたくなったとしてもできるだけお茶が運ばれるタイミングまで待ちましょう。
ガマンできない時は
食事中にトイレに立つのはマナーに反することだと言っても、人間なのでどうにもならないこともあります。
そういう時は、料理と料理の間などのタイミングを見計らってトイレに行きましょう。
席を立つ時には「トイレに行ってきます」とストレートに言うよりも、「ちょっとお化粧室」とか「手を洗いに行ってきます」と伝えるようにします。
フレンチレストランなどで食事の間に席を立つ時は、ナフキンを椅子の上に置くと「まだ食事をしています」というサインになります。
キレイに折り畳んで置くのではなく、三角に立ち上げるように置くとテーブルサービスをするスタッフにもわかりやすいと思います。
テーブルにナフキンが用意されているようなお店で食事をする時はおぼえておくと役に立ちそうですね。
家に招かれて食事する時のトイレタイミング
レストランなどで食事する場合は、お店に入って料理が運ばれる前がベストなトイレタイムですが、ご自宅に訪問して食事をご馳走になる場合はどうなのでしょう。
レストランとは違い、家に訪問する場合は、その前にトイレを済ませておきます。
家にあがっていきなりトイレを借りるのは控えましょう。
トイレのタイミングとしては、手土産などを渡して、お茶を飲みながら少しお話をした後が理想的です。
その後に食事がスタートできれば、問題ありません。
レストランなどでの食事よりも、ホームパーティーなどは時間が長くなるケースもあるので、食事が続いている間にトイレに行きたくなっても仕方ありません。
ですが、その場の空気を邪魔しないように、静かにトイレを借りるようにしてくださいね。
そしてしつこいようですが、できるだけ食事の前に済ませることを頭の入れておいてください。
まとめ
食事の間にトイレに行くのがマナーとしてダメだと知らない人は少ないと思いますが、タイミングを逃してしまうこともあります。
女性の場合はトイレが混んでいるとタイミングを逃しやすいので、食事する場所の雰囲気を考えて早めに行動した方が良いですね。