数日前のこと、うちの3歳の男子猫ふくの黒目の大きさが左右で違うことに気が付きました。
翌日になり、かなり戻っていたのですが気になったのでかかりつけ医に相談したところ、急いで診てもらうことになりました。
その時の経緯はこちらに書いています。
今回は、かかりつけ医から眼科の専門医の診察を受けることをすすめられて受診した内容と経過についてご説明します。
あくまでもうちの猫が経験したことなので、同じような黒目の状態になっている猫さんに当てはまるかどうかわかりません。
ただ、少しでのお役に立てれば嬉しいです。
眼科専門医にたどり着くまで
うちの猫たちは、具合が悪くなったときにできるだけ早く診てもらえるように、かかりつけ医が2つあります。
1つの病院は専門的ではないけれど、広く診てもらえる親しみのある女性の獣医師さんです。
もう1つは腫瘍や心臓疾患に詳しい女性の獣医師です。
ぼくの目の上のデキモノを
手術してくれた先生だよね
どちらの獣医師も眼科に詳しくないということでしたが、市内の専門医が勤務している病院があることを教えてもらいました。
驚いたことに、その病院は自宅からとても近くて、以前に子猫を保護したときに初期医療のためにお世話になったことがありました。
数人の獣医師が勤務していることはわかっていましたが、眼科の専門医もいるとは知らなかったので、灯台下暗しとはこのこと。
ただ、その病院はとても混みあいます。
それがネックでうちの猫たちのかかりつけ医として選ばなかったのです。
予約ができないため、かなり待たされることは覚悟しないといけないのです。
ただ、その日は台風の影響で荒天だったため電話してみると空いていたので、すぐに診てもらえることになりました。
検査の内容
検査の内容です。
基本の眼科検査(外傷の有無など)
シルマー涙試験
フルオロ検査
眼圧測定
眼底検査(カメラ)
眼エコー検査
耳の検査
とても詳しく検査してもらいましたが、そもそも眼科の先生との初対面時にはすでに左右の黒目の大きさは同じ・・・。
症状がまったく出ていないのです。
昨夜の画像を見てもらったのですが、やはり症状が消えているし、検査しても眼にはまったく異常がないと言われました。
原因が特定できないまま、数週間から数か月で自然に消えていくことも猫には珍しくないが、数時間とか1日で消えるのは・・ちょっとわからないと医師も首を傾げます。
脳腫瘍などによる神経の異常であれば、そんなにすぐに症状がなくなることは考えにくいということですが、ホントに消えたのです。
結局、次に症状が出たのなら、その状態でもう一度診させて欲しいということで、とくに薬なども出されないまま帰宅しました。
経過観察スタート
原因不明の特発性瞳孔不同について、帰宅後にさらに調べてみると、数十分とか1日だけとか左右の黒目の大きさが違うという事例が見つかりました。
命のかかわるような病気が原因で瞳孔不同が出る場合は、やはりそんなに簡単には消えないようなので、うちの猫の原因は何だったのかますますわかりません。
深刻な病気が原因でないことを祈るばかりです。
その日の夜は、病院のハシゴと1時間以上にも及んだ検査を頑張ったのでグッタリして寝るかと思えばいつもより元気なくらいでした。
ちょっと興奮状態だったのかも知れませんん。
その日の夜も翌日も、とくに異常が見られることもなく過ごしています。
まとめ
経過観察の日々は、どうしても神経質になってしまいます。
それを察知すると、猫にストレスを感じさせてしまうので、気を付けようと思います。
もしかしたら、見ていないところで目や頭をぶつけたりしたのかも知れないのですが、こればかりはずっと観察し続けるわけにはいかないので仕方ないです。
異常が見られたときは、迷わず医師の診察を受けようと思っています。