HSPの人にスルースキルを求めるのは無理がある

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HSPは最近ずいぶんと知られるようになってきましたね。

Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)

生まれつき感受性が強くて、敏感な人。

繊細な気質のことで、病気というわけではありません。

ですが、感受性が強いので、少し生きるのに苦労することも多いのですよね。

しかし、病気でもないので治療でどうこうできるものではなく、上手く乗り切って行くしかないのですが、そんなHSPの人に対してスルースキルを身につけて強くならないとダメだという意見をぶつけてくる人もいます。

HSPの人がスルースキルを身につけるのは可能なのか、考えてみましょう。

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HSPとは

そもそもHSPとは?ということで、まずはHSP気質の特徴を見ていきましょう。

空気を読み過ぎる

周りの空気を素早く察知してしまうので、その場の雰囲気が悪くなるとまともに受けてしまいます。

刺激を受けやすい

音や光、温度やニオイなどを敏感に感じます。

共感しやすい

人の気持ちに共感しやすいだけじゃなく、小説や映画、ドラマなどにも共感して感情移入しやすい傾向があります。

心の境界を作りにくい

敏感に雰囲気を察知したり、共感しやすいので、心の境界線を作るのが苦手で、心の中に入られやすく、影響を受けやすい傾向があります。

疲れる

敏感に感じるアンテナを持っているため、精神的に疲れやすい傾向があります。

自己否定する

HSPの気質があると、人に共感しやすく、基本的に自分よりも他人を優先する傾向があります。

人と争うよりも、人を優先させるため、気が付くと自分を否定してしまいがちです。

HSPと向き合うには

HSPの人は、ふつうに生きているだけで疲れやすいのですが、正しく向き合うことで生きづらさを軽くすることも可能だと言われています。

正しく向き合うとは、HSP気質特有の特徴を知り、理解し、受け入れることで、そのツラさの原因は生まれつきの気質によるものだと切り替えられるようになることが大切だと考えられています。

HSPの割合は1~2割程度なので、少数派です。

多数派に合わせるような世の中で生きるのは、疲れてしまうのも仕方ないのですが、それがわからないと自分を責めます。

他の人は何も感じないような些細なことでも、考えて、落ち込んで、悩んでしまう自分が情けなくなるからでしょう。

しかし、その原因がHSPだと理解して向き合えば、自己否定ばかりしてしまうのは抑えられるのではないでしょうか。

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HSPにスルースキルを求めるのは

スルースキルという言葉を最近よく耳にします。

これは、聞き流す、受け流すスキルとでも言いましょうか。

例えば、SNSなどで批判的なコメントがあると、真に受けてしまい落ち込み、傷つき、自分自身を苦しめてしまい、心を病む人もいます。

そうならないためにも、少々のことは鈍感になり、スルーできるスキルを身につけたほうが生きやすいということなのでしょう。

しかし、それが簡単にできないのが生まれつきの気質です。

HSPの人は、スルースキルはかなり難易度が高いでしょう。

逆にスルーするよりも、

HSPなのだから、
これもその気質のせいだ

こうやって受け入れながら、自分を否定せずに向き合った方がハードルが低いのではないでしょうか。

まとめ

HSP気質の人は、周りに一人や二人はいるでしょう。

10人に1~2人はHSP気質だといわれているので、周りにも敏感に受けてしまい疲れやすくて傷つきやすい人がいるはずです。

それぞれに特徴があるので、皆が同じではないとしても、生きづらさを抱えながらもうまく向き合う方法を探りながら生きるしかないのです。

しかしその方法としてのスルースキルは、簡単ではないのです。

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