特発性てんかんと診断された猫との日々①

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猫との暮らしを楽しく過ごしていると、とても幸せを感じます。

ですが、猫の体調が悪くなると、自分のことなんてどうでもよくなるほど心配になります。

大切な子どものような存在ですからね。

うちにいる猫たちも、いつも健康に過ごして欲しいと願っていますが、心配させる子がいます。

ふく
ふく

ぼくのことかなぁ・・・

つくし
つくし

私は元気です

オス猫のふく君。

特発性てんかんと診断されたのが2022年10月です。

それから投薬治療を続けています。

てんかんと診断されるまでの経緯はこちらに。

投薬治療をはじめてから約3か月が過ぎました。

経過と状況、そして薬以外にできることを色々記録しておきます。

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抗てんかん薬の服用をはじめて

脳腫瘍や脳炎などが発作の原因ではないことは、MRI検査でわかったので安心したのですが、原因がわからない特発性てんかんは、完治することはありません。

原因不明の病気は完治ではなく、寛解を目指すのですが、てんかんの場合は一生涯お薬を飲み続けることになるのです。

それはそれでツラい。

診断されたときは、ひとまず頓服として発作が出たときだけジアゼパムという薬と坐薬を処方されました。

が!しかし!

それでは発作が出たときに飼い主がそばにいないと対処できないことになります。

もしも重い発作が出たときに留守だったら・・・と思うと、怖くて外出もできなくなります。

そこで発作を抑える薬を処方して欲しいとお願いして、コンセーブ(ゾニサミド)という薬を処方してもらうことになりました。

コンセーブ25㎎を半錠、それを1日2回飲ませます。

幸いにも、ふく君はとてもおとなしく薬を飲んでくれる子なので助かります。

コンセーブを飲み始めてしばらくの間は、定期的に血液検査を受けます。

薬の血中濃度を調べることも必要ですし、肝臓や腎臓などの内臓への負担も調べる必要があるからです。

薬を飲み始めてから約一か月後に血液検査を受けた結果、血中濃度は目標値のわずかに届かず。

ですが、肝臓の数値が上昇していたため、発作が出ていないのであればこのままの量で続けることになりました。

抗てんかん薬をはじめてその後

2022年12月に抗てんかん薬コンセーブを飲み始めて2回目の血液検査を受けました。

発作は出ていないので、薬の血中濃度の検査はせずに肝臓の数値の検査にだけでした。

肝臓の数値は、正常値から少し高値であるものの、前回よりも少し下がったので、薬の量はそのまま継続となりました。

じつは1回目の検査結果で、肝臓の数値が高くなったので、薬による肝臓負担を軽減するために肝臓をサポートするサプリメントを与えていました。

このサプリは、動物病院で扱うこともあるそうです。

肝臓細胞の修復を助ける成分は植物由来のもので、小さい粒で与えやすいサプリメントです。

肝臓の働きを助ける成分を複合的に含んでいるこちらのサプリも試しました。

粒が少し大きめなので、ドライフードと一緒に食べてくれると与えやすいと思います。

うちのふく君はそのままでは食べてくれないので、ピルクラッシャーで粉にしてふりかけたりしながら与えています。

基本的にはリバフィットSを1日1粒で続けてみた結果、少し下がったけれどまだ正常範囲に下がっていないので、今は1日2回にしました。

抗てんかん薬コンセーブも1日2回なので、薬と一緒のタイミングで与えています。

次の検査は2023年2月中旬なので、肝臓の数値がどうなるのか期待半分、不安半分です。

3か月半ぶりの発作

2023年の1月にふく君、3か月半ぶりに発作が出ました。

特発性てんかんと診断されてから、一度も発作が起きなかったのはコンセーブのおかげだったのかどうかわかりません。

発作が起きる前、ふく君の様子は少し変でした。

寝てばかりで、活動量が減り、食欲も落ちました。

これは9月の下旬にはじめててんかん発作が出る前のふく君の様子に重なります。

何かが変なんだろう・・という予兆的なものだったのかも知れません。

発作はそれほど重いものではなかったのですが、部分的に(とくに後ろ足)がけいれんしている状態が数分続いたので、怖くなって坐薬を入れようとしましたが上手く入りません。

頓服として処方されていたジアゼパムは一度も飲ませたことがなく、そのまま残っていたので、ジアゼパムを半錠飲ませました。

すると15分ほどで部分的なけいれんは落ち着いたのですが、今度はふらつきや異常な食欲、落ち着きなく動き回るなど、様子がおかしいのです。

24時間対応の動物病院が近くにあるので、かかったことはないけれど電話をしてみました。

経緯を簡単に説明して、飲ませた薬と現在の様子を伝えると、ジアゼパムの影響でふらつきや異常行動が出るので、数時間すれば落ち着くはずという回答がありました。

また発作が出た場合は、時間を問わず受診してくださいということだったので、しばらく様子を見ていました。

6時間ほどで完全に薬の影響と思われる変化はおさまったのですが、前夜の発作から明け方まで、とても不安な時間を過ごしました。

うちの猫たちは、ときどき心配なことがあるので、以前から加入しているアニクリ24(24時間獣医師電話相談)で獣医師に意見を聞いて安心させたりしました。

有料ですが、やはり獣医師に相談できるサービスは安心できます。

うちが加入しているペット保険に付帯しているサービスと同じなのですが、基本的に加入している猫だけの相談した受けてもらえないため、有料の契約をして備えています。

夜間に具合が悪くなったときや、かかりつけが休診日などには、獣医師と直接話して相談できるのは心強いです。

チャットやメールで相談できるサービスもありますが、やはり電話でお話できる方が安心感が違いますね。

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発作が起きたときの対応

てんかん発作といっても、その症状は色々です。

Youtubeで検索すると、猫や犬のてんかん発作の動画が出てきます。

どんな発作がてんかんなのか、参考程度に視聴しても良いと思いますが、ショックを受けるかも知れないので自己責任でお願いします。

うちの子は今まで3回発作を起こしましたが、3回とも嘔吐後にぱたんと倒れます。

数分で動けるようになりますし、激しいけいれんを起こすわけではないですが、ぱたんと倒れるので驚きます。

激しけいれんが起こる発作の場合は、ケガをしないようにクッションなどで囲ってあげます。

そして発作の様子を獣医師に見せるために、可能であれば動画を撮影します。

すぐに発作がおさまり、その後は普段通りであれば、慌てて受診する必要はないのですが、短い間隔で発作を繰り返したり、おさまる前に次の発作が起きる場合は早く受診しなければいけません。

夜間にも対応してくれる病院がどこにあるのか、慌てないように調べておくと良いですね。

かかりつけの動物病院が夜間でも対応してくれるなら理想的ですが、個人の開業医さんでは救急対応は難しいかも知れませんね。

まとめ

特発性てんかんは、これからふく君がずっと付き合っていかなければいけない持病です。

飼い主がしっかりと治療を理解して、注意深く見守るしかありません。

今後も猫のてんかんについての経過を残しますので、同じ病気の猫の飼い主さんの何かの役に立てれば幸いです。

追記

これまでの発作は、嘔吐の後に起きているので、吐くことに対してかなり神経を使っています。

吐き戻しなのか嘔吐なのか、その都度よく観察して記録をすることで、発作との関連を調べるのに役に立つのではないかと考えています。

もともと吐きやすいのですが、体質にも原因があるのではないかということで、それについてもてんかんの治療と同時にサポートしています。

具体的な対策をまとめました。

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