特発性てんかんと診断された猫との日々②

アフィリエイト広告を利用しています

我が家には特発性てんかんと診断されて投薬治療している猫がいます。

オス猫。もうすぐ4歳のふくです。

ふく
ふく

ぼくのことです

人間にもてんかんはありますが、あまり理解されていないのではないでしょうか。

私もじつはてんかんのついてほとんど知りませんでした。

猫のてんかんは犬よりも少ないと言われていますが、果たしてそうなのか・・・。

そもそも犬に比べて猫は放し飼いが多く、飼い主が気が付いていないだけでは?と思ったりします。

今のところ、うちのふく君は発作も数か月おきに抑えられていますが、薬が効かなくなったりすると怖いなぁと心配しています。

特発性てんかんと診断された猫との生活の記録が他の方に役立つかもしれないので、残しています。

スポンサーリンク

抗てんかん薬のコンセーブ

うちのふくの場合は、抗てんかん薬のコンセーブという錠剤(25㎎)を半分にカットして、朝晩の2回服用しています。

コンセーブは肝臓への副作用などが少ないことや、飲み始めて1週間ほどで効果があるということから、犬や猫のてんかん治療に使われることが多い薬です。

他の副作用としては、元気がなくなるとか、食欲が落ちるということが心配されます。

いずれにしても、飲み始めてしばらくは定期的に血液検査や体重測定をするなどして、体調をよく観察することが大切なのですね。

1日2回の服用は大変です

人間の子どもに薬を飲ませるのもかなり苦労しますが、動物も同じです。

猫は味覚に敏感な生き物ですから、エサに混ぜても上手に薬だけを残すこともあります。

ほんとに、なぜそんな器用なことができるのか・・・

ふく
ふく

だって、苦いんだもん

毎回、ハラハラしながら見ているわけにもいかないので、直接口の中に入れて服用させています。

それでも、抵抗して舌で押し出したり、吹き飛ばしたりすることもあるのですんなり飲ませられないと焦ります。

それを1日2回、かかさずに続けるのは思った以上に大変でした。

人間の都合に合わせてくれないので、寝ているときに起こして飲ませたり、フードを食べた直後に飲ませると吐いてしまったりすることも。

薬を飲ませるリズムが崩れると、成分の血中濃度が低くなり、発作のリスクが高まるのではないかと心配になるため、できるだけ同じ時間に飲ませようとしましたが、そう思う通りにはいきませんね。

しかし、発作の原因が脳腫瘍などの生命にかかわることだったらどうしよう・・とビクビクしていた時には、薬を飲めば生きられる特発性てんかんだと診断されてホッとしたのです。

薬を飲ませるのが大変だな・・と思ったときには、そのときのことを思い出して自分を励ましています。

スポンサーリンク

発作は抑えられているのか

じつはうちの猫は、コンセーブを飲み始めてから約二か月ほど経った時に薬の血中濃度の検査をしたのですが、結果は9.9μg/mlでした。

コンセーブ(ゾニサミド)の理想的な血中濃度は20~40μg/mlですから、かなり低いのです。

獣医師いわく、10μg/mlが最低ラインだということなので、ほんとにギリギリですから、これで効いているのか微妙なのですよね。

しかし、同時に行った血液検査で肝臓の数値が正常値以上になっていました。

正常値の上限の倍近くまで・・・。

ということは、薬の量を増やせばさらに肝臓に影響が強くなるかも知れません。

難しい判断ですが、コンセーブを飲み始めてからはじめての血液検査のときには、発作も起きていなかったのでそのままの量で継続することになりました。

その後は一度だけ発作がでましたが、3ヵ月ぶりだったため薬を増やすような頻度にはなっていません。

成分の血中濃度が低くても、3ヵ月に一度程度の発作であればあえて肝臓や腎臓などにリスクのある薬を増やす必要はないのでしょう。

経過観察がとても重要

てんかん発作は、数十秒から数分で自然におさまるものなのですが、重度の発作を起こすと長く続いたり、短い時間に何度も発作を繰り返すことがあります。

うちの猫は、てんかん発作といってもパタンと倒れてすぐにおさまるので、ほんとにそれがてんかん発作なの?と思ってしまうくらいなのですが、最初の発作が出たときの前後の様子とMRI検査と脳髄液検査から特発性てんかんと診断を受けました。

もしもてんかん発作がどのようなものなのかわからなくて、判断に迷っているのであれば、YouTubeで「猫 てんかん」と検索してみてください。

ショックを受けるかも知れないので、その点をよく考えてください。

私はココには動画は貼りたくないので、ご容赦ください。

まとめ

うちの猫の闘病記録が他の誰かの役に立てばうれしいのですが、あくまでもうちの猫のケースなので参考にならないこともあると思います。

心配なことは獣医師に相談して、しっかりケアしてあげてくださいね。

それではまた・・

スポンサーリンク
tall2をフォローする



タイトルとURLをコピーしました