社会に出ると、同世代の人たちとの付き合いだけではなく、親世代、もっと上の世代とも接する機会が増えるのではないでしょうか。
職場やご近所付き合い、習い事や子供を介した人間関係などです。
自分の親よりも上の世代と接すると、ときに驚くことがあります。
それは、老いても尚、前向きでチャレンジ精神をもっている人と出会うときです。
これまで様々な経験を重ねてきても、まだ新たな挑戦をしようとする様子に触れて刺激を受けるからでしょう。
一方では、さほど年老いているわけでもないのに、老いを言い訳にして後ろ向きになっている人に接するときも戸惑いを感じます。
最近のことですが、ほぼ同じ年齢の三名のシニア女性と接する機会がありました。
接し方がわからなくなってしまい、とても戸惑ったのです。
どう接すればよかったのか、振り返って考えてみました。
老いても前向きな人
前向きで向上心があり、チャレンジ精神旺盛な人は「老いても」なんてとても言えません。
逆にこちらが圧倒されるほどのエネルギーを放っています。
このようなタイプは、経験値が上がることで失敗を恐れずにチャレンジしようと考えます。
「失敗なんて大したことじゃない」と経験上わかっているので、新たなことに挑戦するのに年齢はハードルにならないと考えられるのではないでしょうか。
このようなタイプの人に対して「成功体験ばかり積み重ねてきた勝ち組」と決めつけてしまうのは間違いです。
失敗しているからこそ、失敗を恐れずにチャレンジできるのではないでしょうか。
このタイプの人と接するときは、新たな情報を提供すると喜ばれますが、貪欲なのでグイグイ来られることは覚悟した方がいいのかも。
老いを言い訳に行動しない人
会話の中に何度も「老人なので」というエクスキューズが出てくる人との接し方は難しいです。
「老人なので」を頻発する人の心理として、「若いころなら」というのが見え隠れします。
思うように行動できない、チャレンジできないもどかしさを隠すために「老人」という言い訳を使っているのではないでしょうか。
必ずではないですが、老いを言い訳にするのはプライドの逆張りの可能性があります。
プライドを壊したくない、過去の成功を失敗上書きしたくないという気持ちが強く出ているとので、
新たなことを薦めたり「老いていない」と否定的なことを言ってしまうと豹変してしまう恐れがあるので気をつけないといけません。
老いが理由であり、老いていなければ・・というのが根底にあると思って接し方を考えないといけません。
老婆心ながら・・に要注意
老いを言い訳にするタイプは非常にプライドが高く、逆に老いても前向きな人は腰が低く、年下に対しても「教えて欲しい」と言えるので正反対です。
付き合いやすいのは圧倒的に前者ですが、後者も攻撃的ではないので、深入りしなければ問題はありません。
注意したいのは、このどちらにも含まれないタイプの「老い」を理由に上からモノ申したい人です。
老婆心ながら・・と知識を押し付けたがるシニアはめんどくさがると怒り始めることがあるので、要注意です。
まとめ
老いても前向きな人と接するのは、疲れることもあります。
たとえばスマホの使い方など、知りたがるのでこちらが丁寧に教える余裕をもっていないとめんどくさく感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、前向きに挑戦しようとする人と接することは、自分にも必ずプラスになると思います。
長く生きているだけのプライドで行動できなくなるよりも、ずっと楽しい人生になるはずですよね。
そういう人に接していれば、自分にも良い影響があると思うので、私は年齢を超えた友人になりたいと考えるようになりました。
違いを楽しめる余裕を持たないと、難しいので、自分を図る物差しにもなるのではないでしょうか。

