猫の鳴き声が不満や寂しさを訴えるように聞こえるとき

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猫の鳴き声は「みゃー」とか「にゃー」などと表現されることが多いですが、じつは人間と同じくらい個体差があります。

鳴き声のトーンやくせなど、ホントに個性的です。

複数の猫と暮らしてみると、その鳴き声の違いが聞き分けられるようになります。

ちなみに我が家には現在2匹の猫がいますが、鳴き方の違いで姿を見なくても判別できます。

さて、タイトルにもあるように、猫の鳴き声の個性はときに飼い主を悩ませることがあります。

たとえば我が家の三毛猫ガールのつくしは、ほんとによく喋る猫で、その鳴き声は感情豊かです。

つくし
つくし

喜怒哀楽は

ちゃんと表現しないとね

ふく
ふく

つくしは少しうるさいよ

つくし
つくし

ふんっ!!

あまり鳴かないサバ白ボーイのふくには、ちょっとお喋りがうるさく感じるかも知れません。

飼い主も鳴き声に翻弄されてしまうことがあるくらいです。

それは「不満そう」「寂しそう」「悲しそう」に聞こえる鳴き方をするから。

そう聞こえてしまうとき、飼い主はどうしたらよいのでしょう。

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猫はなぜ鳴く

猫が鳴く理由について、いろんな説がありますが、そもそも猫の本能として鳴き声を発することはあまりないそうです。

群れで生活する生き物じゃないので、鳴き声は自分の存在を知らせてしまうため、リスクが高いからでしょう。

ですが、これは外敵だらけの場所で生きる猫が母猫になり、子猫に教えるからだと言われています。

子猫のころは母猫を呼ぶために鳴きますが、母猫が社会を教えるまで親子で暮らすとあまり鳴かない猫になると考えられています。

しかし、我が家の三毛猫ガールつくしさんは、保護された母猫から生まれて、ずっと人間の近くで生きてきました。

しかも母猫は育児放棄だったため、人間と10年以上暮らしていた猫のおばさんがベビーシッターだったそうです。

生後二か月で我が家の娘になったので、猫社会を教え込まれる前に人間だけと暮らす日々です。

その生活が一年間あったので、鳴き声を人間をコントロールしているかのような様子です。

キャットフードを食べたあと、トイレをしあたと、水を飲んだあと、お昼寝から目覚めたあとに報告するかのように鳴きます。

これだけなら、おしゃべりしているだけだと思ってるので「そうなの~、ご飯食べたの」「えらいね、おトイレしたの」などと話しかけながら過ごしていますが、遊んでほしいとき、構ってほしいときはこのような報告の鳴き方とはまったく違う声を発します。

遠慮がちに、小さく声を短く、少し間隔を空けながら鳴いて「ねえねえ、こっち見てよ」みたいな感じです。
大抵は後ろにいて鳴くので、振り向くと大きな声で「にゃん」といって走りだします。

これは遊んで欲しくて、飼い主に何とか自分の方へ関心を引きたくて悲しそうな声で鳴いているとしか思えないのです。

その声があまりに切ないので、人間はホイホイと誘いに乗るのですが、忙しいときもありますのでいつも猫様の思い通りにはなりません。

そうなると、少し離れたところから長く呼びかけるような鳴き声にかわります。

「ねえ~、ねえ~、ね~~~~~ってば!!」という感じ。

不満げな声で鳴き続けるので、根負けして近づくと、まるでスキップするかのように跳ねて走り出し、キャットタワーを駆け上ります。

つまり、猫が不満そうに、もしくは寂しさを訴えるように鳴くのは、飼い主に対する要求なのです。

そんなの気のせい!考えすぎ!と突っ込みの声が聞こえてきそうですが、ホントにそうなのですよ。

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人間不在のとき

家の中で暮らしている猫が鳴くのは、猫同士の呼びかけよりも飼い主に対する要求がほとんどだと思います。

なぜなら、猫同士は鳴き声を発しなくても足音や寝息などで存在を確認し合っています。

よほど広い邸宅なら話は別ですが、一般庶民の暮らす程度の家屋であれば、大きな声で鳴かずとも済むのです。

人間のような鈍感な生き物と暮らしているから、鳴き声も工夫してバリエーション豊かになっているのではないでしょうか。

その証拠に、我が家に3台設置してあるペットカメラをすべて録画モードにして外出してみたことがありますが、ウロウロしてても人間がいる時とは違い、鳴き声を発していませんでした。

鳴く相手がいなければ鳴かないんですよね。

飼い主不在で寂しくて鳴く猫さんもいるようですが、我が家のおしゃべり猫は無人の留守番では鳴かないようなのです。

猫の要求にどこまで応えるか

さて、猫の鳴き声に不満や寂しさが滲み出ていたとしたら、この時はどうしてあげるのがベストなのか。

①撫でてあげる
②遊んであげる
③抱っこしてあげる
④聞こえないふりをする

この4つの中に不正解はひとつもありません。

我が家のおしゃべり三毛猫ガールのつくしさんは、抱っこが苦手ですが撫でられたいし遊んで欲しい要求のために鳴いているのは明らかです。

一度手を止めて撫でたり、遊ぶのが嬉しいに決まっています。

しかし飼い主にも生活があるので、いつでもかまってあげられるわけじゃないので聞こえないふりをすることだってあります。

ある程度鳴いても人間が思い通りにならなかった場合は、おとなしく寝てくれますので、忙しいときには手が空くまでは「鳴いても無駄だな」とわかってもらうしかないのでしょう。

まとめ

猫の鳴き声は感情豊かなので、一緒に暮らしていると何を訴えているのかよくわかるようになるでしょう。

猫との暮らしを続けていると、鳴き声に反応してオウム返しをすることもありますが、その感情表現にメロメロになるだけなら、それは避けられない

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