特発性てんかんと診断された猫との日々③

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我が家には特発性てんかんと診断された猫がいます。

幸いにも今のところ診断を受けてからの10か月余りの間に、発作を起こしたのは1回だけなので、重度のてんかんではありません。

発作もさほど重いわけではないのですが、やはり突然の発作は怖いですね。

現在は、2か月に1度のペースで通院をしながら抗てんかん薬の服用をしています。

はじめて発作らしき症状が出る前に、じつは左右の黒目の大きさが違っていて、半日ほどその状態が続いたということがありました。

その黒目の症状が出たときのことはこちらに記録しています。

この時、眼科の専門医師の検査も受けて異常が見つからなかったものの、その数日後に発作が起きました。

数日後にまた同じように発作が起きて、黒目の大きさが違う症状が出たという経緯も考えて脳腫瘍を疑われてMRI検査を受けることになったのです。

結果として脳に異常は見つからず、特発性てんかんと診断を受けて今も投薬を続けています。

最後に発作を起こしてからは、動物病院で処方される抗てんかん薬のほかに、タウリン、DHA・EPA、CBDオイルなど、てんかんに良いと言われているものを続けながらほぼてんかん発作が出ることなく過ごしています。

ところが、つい先日、また左右の黒目の大きさが違う!という状態になりました。

前回と同じ状態だったので、すごく焦りまして、すぐにかかりつけの動物病院へ行きましたが、今回は発作が出ていません。

なぜ黒目の大きさが左右違う状態になるのかは、今の時点ではわからなかったのですが、考えられることを記録しておきます。

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黒目の大きさが左右違う状態

黒目の大きさが違うと気が付いたときの画像です。

左目(向かって右)の黒目が小さいのがわかるでしょうか?

獣医師いわく、明るいところにいるので、左目の瞳孔が小さくなる縮瞳と言えるのか、それとも本来であれば瞳孔が小さくなるはずの機能が働かなくて右目の黒目が大きいのかわからないと。

前も今回と同じく、左目の黒目が小さいままで暗いところでも黒目が大きくなりませんでした。

発作の前兆という怖さ

このような黒目が小さいままの状態になったり、左右の黒目の大きさが違う状態になるのは縮瞳というそうです。

考えられるのは、

目に異常が起きている
目が痛い
神経に何か異常が起きている

これは以前にも眼科の専門医に詳しく検査してもらった時にも言われました。

まずは目の表面に傷がついているなど、診てもらい、それで異常がなければ神経系を疑うことになります。

しかし、視神経のどこに異常が起きているのか突き止めるのは、とても難しいのです。

今回も、角膜の傷などの異常は見つかりませんでした。

最初の発作が出る数日前に今回と同じように左右の黒目の大きさが違う状態になったので、何となくてんかん発作が出る前兆のような気がしてしまうのですが、その因果関係もわからないので、とにかく考えられる対処法で様子を見ることになりました。

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猫風邪による炎症

もともと左目は常に涙目になりがち(子猫のころの猫風邪の影響)で、涙が鼻に通る管が癒着により塞がっています。

なので、左目が涙目でもあまり気にならないのですが、もしかしたら猫風邪によって、目の炎症が起き始めているかも知れないということで、抗ウイルス点眼薬を処方されました。

ヘルペスウイルスを抑える点眼薬ですが、うちには慢性的な鼻炎持ちの猫がほかにいるので、何度も処方されたことがあります。

お値段が高いのですが、ヘルペスウイルスによる結膜炎であれば効果は期待できそうです。

炎症を抑えるためのステロイド

ヘルペスウイルスを抑える点眼薬に加えて、プレドニゾロン(ステロイド薬)も処方されました。

ステロイドによって炎症を抑えることで発作を防げるとは限りませんが、原因が突き止められないので、考えられる対処方法です。

もともと抗てんかん薬を飲み始めたときに肝臓の数値が悪くなったことがあるため、ステロイドの長期使用は怖いですが、1週間だけなら大きな影響はないということです。

念のため、肝臓に良いサプリもタウリンにプラスして与えました。

黒目の症状が出て2週間経過

左右の黒目の大きさは数時間で戻りました。

点眼を1週間続け、ステロイドも1週間飲ませながらも、発作が出たときのことも考えて心構えしながら今日で17日過ぎました。

結果として、発作は起きていません。

まだ安心はできませんが、前回のことを考えると、黒目の大きさが違うという状態になっても、それがてんかん発作の前兆という疑いは薄れました。

猫風邪のよる炎症が、何か影響を与えていたのかわかりませんが、ともかく今回は発作はまだ出ていないので、前兆として考える必要は薄れたと感じています。

まとめ

そもそも原因がわからない特発性てんかん発作なので、何が引き金になるか、何が前兆なのかもわかりません。

しかし細かい変化を見逃さないように接していると、もしかしたら発作も早めに対処できるのかも知れませんね。

同じような症状が出る猫さんがいるかもしれないので、何かの参考になれば幸いです。

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