猫トイレを変えなければいけない理由!システムトイレは必要か?

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猫は完全室内飼育が推奨されていますし、交通事故や連れ去りなどの危険から愛する猫を守るためにも「猫は家」が基本だと思っています。

ですから、猫のトイレには気を使います。

猫が使いやすく、掃除がしやすいトイレを選び、猫砂は気に入っているものを選んでいます。

我が家では、こまめにトイレを掃除できる環境であることと、鉱物の猫砂をたっぷり入れたトイレが好きなのでシステムトイレは使っていません。

システムトイレに使用するチップでは、使ってもらえないかもしれないので、これまではシステムトイレを導入するつもりは全くなかったのです・・。

しかし、そうも言っていられない事態になり、愛猫との暮らしを考えてシステムトイレの導入を検討し始めました。

なぜそうなったのか、具体的な例を時系列でご紹介します。

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トイレの出入りが激しい

うちには2匹の猫がいますが、オスの猫のほうに時々起こるのが、激しいトイレの出入りです。

いつも使っているトイレだけじゃなく、ほかのトイレに入っては砂をホリホリして、また出てほかのトイレに行きホリホリ・・。

それが1~2時間ほど続くことがあるのです。

以前はおなかが痛いのかと思ったのですが、軟便でも下痢でもありません。

もしかしたら尿路結石?それとも膀胱炎?と心配し始めたころにオシッコが出ておさまることが今まで3度ほどありました。

けろっとしているので、病院に連れていくこともありませんでしたが、冬の寒さがやっと少しやわらぎ始めた頃にまた異変がありました。

朝からトイレの出入りが激しく、落ち着きなくウロウロしては、またトイレにる。

なのに何も出ていないのです。

これは尿路結石か膀胱炎の疑いがあると思い、動物病院へ向かいました。

猫はオシッコ系の疾患になりやすいのは、猫飼いには当たり前のことですが、いざ自分の目の前で頻尿の状態が続くとすごく心配になりますね。

膀胱炎の疑い

膀胱炎は、細菌感染などで膀胱が炎症を起こすことです。

うちのオス猫は、寒い季節になるとずっとこたつにこもったまま、水も飲まず、トイレにも行かないまま朝から夜までずっと一か所にいることが多くなります。

そのせいか、夜になってようやく動き始めたときに大量のオシッコをします。

長い時間、膀胱の中で溜めていた尿なのでニオイも強いのです。

猫はもともと水を飲む量が少なくて、濃いオシッコを長時間溜める傾向があります。

とくに冬になると、水を飲む量が少なくなり、さらにオシッコが濃くなるため、膀胱内で細菌が繁殖しやすく、膀胱炎になりやすいのです。

うちの子も膀胱炎の疑いがあり、抗生剤と消炎剤を8日分処方されました。

そして、獣医師から言われたのが尿検査のための尿採取でした。

これがとても難しく、うちの子のオシッコのやり方では無理だったため困り果てて病院で採尿をお願いするしかなかったのです。

動物病院で渡された採取用キットです。

この先端についているスポンジのような部分に尿をあてて含ませるという方法です。

うちの子は、トイレすみっこでするタイプなので、頑張ってやってみましたが嫌がられてしまったため断念です。

トイレを警戒するようになるのも困るため、無理はしませんでした。

もう一つはこちらです。

これはトイレの砂の上にビニールシートを敷いたり、トイレシートを裏返しに敷くなどして、尿が砂に吸収されないようにして尿を採取する方法です。

しかしこれも警戒心の強い子には無理でした。

うちにはトイレが7台もあります。

膀胱炎が疑われたオス猫がよく使うトイレは2つありますが、同居猫も共用なので「なんだ?変なものが敷いてあるぞ」と思えばほかのトイレに行ってしまいます。

オシッコをする時間がだいたいわかれば、その時間だけ隔離するとか、ケージの中に入れるなどしなければ無理です。

というわけで、病院から提案された方法はあえなく全滅という結果になりました。

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システムトイレの必要性

うちではシステムトイレを使う予定はありませんでしたが、今回のように膀胱炎の疑いがあると尿検査をしなければいけません。

猫はオシッコに関する病気になりやすいのはわかっています。

尿路結石になりやすいオス猫は、とくに気を付けなければいけないでしょう。

メスの猫だってリスクはあります。

しかもメスの場合はカテーテルでの採尿が少し難しくなるため、自宅で採尿できる方が猫にも飼い主にも負担が少ないわけです。

そう考えると、我が家にもシステムトイレを導入すべきだと考えるようになりました。

システムトイレに使用する猫砂は、尿を吸収しないタイプのチップです。

網状のすのこの上にチップを入れて、すのこの下のトレイには尿を吸収するシートを入れます。

砂で尿を固めるのではないため、砂の補充の頻度も少なくなります。

しかし、鉱物の砂がお気に入りのうちの猫たちが果たして使ってくれるのか・・・。

慣れてもらうしかないため、まずは一台置いてみて、徐々にシステムトイレに移行しようと考えています。

尿検査が必要な時は、チップを新しいものに交換して、トレイにはシートを外します。

そうすれば、トレイに落ちた尿を吸い取って採取できるというわけです。

スムーズにできるのかどうかわかりませんが、尿検査の頻度は加齢で高くなると考えられるため、猫の負担を軽くするためにはやってみるしかないと思います。

ちなみにうちでは7台のうち3台は紙砂を使っていますが、それはメスの猫しか使っていません。

オスの猫は紙砂もほとんど使わないので、簡単ではなさそうですが・・。

長い目で見て、システムトイレを使う必要性を感じたわけです。

まとめ

うちの猫たちは、トイレの失敗もなくて、今まで困ったことはありませんでした。

なので、システムトイレを使うつもりもなかったのですが、尿を採取するときのことまで考えていなかったのです。

人間の尿検査のように、紙コップだけあれば済むわけじゃないので、困りましたね。

これから猫を飼い始める方、とくに尿路結石になりやすいオス猫を迎えるのであれば、子猫のときからシステムトイレを使う方が良いのではないでしょうか。

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