分離不安症は飼い主のほうだった!猫を不安にさせる原因とは?

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人と一緒に暮らすペットは、飼い主と離れる不安がストレスとなり、体調不良を起こしたり、異常行動、問題行動を起こすことがあります。

それを分離不安症というのです。

うちには2匹の猫がいますが、ちょっと分離不安症かな・・と思うようなときがあります。

ご飯もあるし、トイレもキレイに掃除したし、撫でて遊んで・・でも少し仕事や家事で忙しくしていると、大きな声で鳴き続けることがあるのです。

とくに女の子の猫はその傾向が強く出ます。

単なるおしゃべり猫かも知れませんが・・

つくし
つくし

なんですって!!

・・・・。

でも、それは飼い主の方に原因があるのではないかと思うようになりました。

かかりつけの獣医師さんやペットシッターをしている知人の話などを聞いていると、心当たりがあるのですよね。

分離不安症は猫ではなく、人間の方なのかも知れないと考える理由についてまとめました。

同じような悩みを持っている猫飼いさんがいるのなら、参考程度に見てください。

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HSP気質の飼い主

まず前提に飼い主である私自身が、HSP気質であることが大きいと思います。

HSPというのは、5~10人に1人くらいの割合で存在します。

(ハイリー・センシティブ・パーソン/Highly Sensitive Person)の略です。

特徴としては、目や耳から入る情報に敏感で、刺激を受けやすいタイプです。

感受性、共感性が強いため、周囲に影響を受けやい傾向があります。

例えば、テレビで悲惨な事故や事件のニュースを見たりすると、一瞬で被害にあった人や関係者の気持ちに共感してしまい、ひどく落ち込んだり悲しくなってしまいます。

誰でも同じような感情になるとしても、その反応が大きく出るのがHSP気質なのです。

他にもHSPにはいろいろな特徴があるのですが、動物と暮らす人がHSP気質の場合の注意点について考えてみましょう。

猫の気持ちに共感する

不安分離症になりやすい猫がいるわけではないですが、飼い主の接し方によって不安を感じやすくなることがあるようです。

まず飼い主がHSP気質だと、猫の気持ちを想像しては先回りして心配し過ぎてしまうと、不安が伝わってしまうのではないでしょうか。

私自身の経験です。

病院へ行く

動物病院へ行くのは、猫が具合が悪いときだけとは限りません。

体調が悪くて予定していないときに病院へ行くときではなく、定期健診やワクチン接種などで通院する場合は、猫は元気なのでいつも通りの生活をしています。

しかし飼い主だけは病院へ行く準備をしていますから、猫に悟られないように振舞おうとします。

じつはこの「悟られないように」というのが難しいのです。

家を留守にする

数時間程度の外出ならいいのですが、猫を置いて24時間以上も家を空けるような時には心配になります。

うちはよほどの事情がない限り外泊するような外出はしなくなりましたが、冠婚葬祭はどうしようもありません。

まだ半年に満たない頃に1匹で1泊の留守番させなければいけない朝に、はじめて吐き戻しをした時は心配でした。

飼い主の不安や緊張が伝わったのではないかと思っています。

多忙なとき

仕事や家事など、忙しくて猫とのんびり過ごす時間が作れない時もありますよね。

そういうとき、まっすぐな目で見つめられると「ごめんね」という気持ちで胸がキューっと締め付けられるようです。

これはHSP気質の特徴です。

共感力を大いに発揮してしまい、猫の気持ちを想像するのです。

遊んで欲しい、撫でて欲しい、一緒にゴロゴロして欲しい・・。

お腹が空いたとか、トイレをキレイにして欲しいとか、そういう要望以外にも飼い主を求めることはあります。

必要最低限のお世話をしているから大丈夫!と割り切れないので、そういう不安定な気持ちが猫を戸惑わせてしまうのではないかと感じています。

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飼い主とネコの関係

HSP気質とひとことでは括れないこともあります。

人によって感じ方も違うと思うのですが、近くにいると人間でも動物でも感受性の鋭さから表情や態度の違いを読み取ろうとしてしまいます。

それがほんとに猫の気持ちなのかどうかはわからないのですが、

寂しいのじゃないだろうか

心細いよね、きっと

こんな気持ちになりがちです。

それは猫よりも、飼い主のほうが分離不安症になっているような状態です。

たしかに日ごろは飼い主が家にいるのが当たり前になっているのに、急に長時間の外出をすれば猫もその変化に気が付くでしょう。

ですが、留守の間の様子をペットモニターなどで確認してみると、飼い主が思うほど寂しがらずにゆっくりと寝ている時間が長くなるだけのことがほとんどです。

人間関係で疲れがちなHSP気質は、猫と暮らす日々はとても心が安らぐのですが、知らず知らずのうちに猫と離れることに不安を感じるほど依存してしまうのかも知れません。

その不安が猫にとって負担になり、ストレスを与えてしまうのではないかと考えると、飼い主の心の安定も猫の健やかな生活に重要なのではないでしょうか。

まとめ

猫の離れると心配になるのは、それほど大切な存在だからですよね。

自分が守らなければいけない存在だからこそ、強い責任感を持っているのだと思います。

それは悪いことじゃないのですが、人間関係も同じで、あまり重くなると猫にも負担を感じてしまうかも知れないのです。

猫との暮らし方には、HSP気質の自分を自覚しながら考えすぎないようにしようと思います。

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