白髪染めをはじめるのは、40代前半くらいが平均です。
若白髪の人は20代でも染めているそうですが、それだけ若い頃から白髪が多いと、60代を待たずにキレイな白髪になる可能性もあります。
それに最近は、白髪染めをやめて、自然なグレイヘアを楽しむ大人が増えているのですよ。
白髪染めをはじめてしまうと、ずっと染め続けることになってしまいます。
強い刺激性の薬剤を使う白髪染めを使い続けるのは、髪や頭皮を傷めてしまいますよね。
白髪染めをやめるなら、早い方が良いのですが、どのタイミングがベストなのでしょうか。
白髪が10%未満なら違和感なし
白髪染めをやめるタイミングとしては、白髪の割合から考えて10%未満ならいつでもやめられます。
それ以上になると、伸びてきた根本の白髪が目立ってしまいます。
じゃあ、白髪の分量が多い場合はどうすればいいの?ってことになりますね。
染めなければほぼ白髪の人は、白髪染めを永遠にやめられないなんて困ります。
そういう場合は、染料が一時的に着色するタイプの白髪染めを使って、徐々に染まった部分が伸びていくのを待つ方法があります。
一般的な白髪染めは毛髪の内部まで染料を入れるので、色褪せや色落ちがあっても完全に色が抜けることはありません。
ヘアマニュキュアやヘアカラートリートメントなら、表面だけに着色して、シャンプーを繰り返していると退色していきます。
白髪の分量が多くて、白髪染めをやめるタイミングがわからないという場合は、ヘアマニュキュアやヘアカラートリートメントを使いながら、染めた部分が伸びるまで待てばグレイヘアにチェンジすることができます。
グレイヘアが老けて見えるという誤解
白髪染めをやめて、素敵なグレイヘアを楽しんでいる大人の女性に憧れているけれど、白髪染めしていないと老けて見えるのでは?と心配になるのではないでしょうか。
もともと白髪染めをする理由としては、白髪が老化の象徴のように思われるので、染めて若々しく見せたいからですよね。
たしかに白髪が増えれば老けて見えるかも知れません。
でも、問題は白髪染めさえしていれば若く見えるというのは思い込みだということです。
白髪染めは、強い薬剤を使って髪の内部にまで染料を入れますから、毛髪にはダメージが大きいので、白髪染めを繰り返しているうちに髪はボロボロに傷んでいきます。
それに、強い薬剤は頭皮へのダメージも大きいので、白髪染めを続ければ薄毛のリスクも高まります。
白髪が黒く染まるだけで若く見えるというのは、思い込みなのですよ。
白髪の多いグレイヘアでもダメージがなければ好きなヘアスタイルを楽しむことができます。
逆に白髪染めを繰り返して傷んでしまった髪は、伸ばせばだらしない印象になるのでまとめるか、ショートヘアしか選択肢がなくなってしまうことだってあります。
白髪さえなくなれば若く見えるなんて思い込みをなくせば、もっと自由に髪のオシャレを楽しむことができるのですよ。
グレイヘアを引き立てるポイント
グレイヘアを楽しんでいる素敵な大人の女性に共通することは、肌の美しさです。
白髪が多くても、肌が若々しい状態であることが、グレイヘアをオシャレに楽しむポイントなのではないでしょうか。
また、アクセサリーもグレイヘアになったらゴールドが映えますから、そういうオシャレの楽しみ方もいいですよね。
白髪染めをやめれば、それまで注いでいた時間とお金の節約ができます。
浮いたお金と時間を使って、素肌を美しくするためのお手入れをすると良いと思います。
白髪染めを卒業することで、色んなメリットが見えてくると思います。
思い切って、チャレンジしてみてはいかがでしょう。