どこにでも必ずいるのが、いちいち意地悪な言動で人を傷つけるような人物です。
人に嫌味を言うことが趣味なのか、それともそんな意識もないのか。
そんな意地悪な人の言葉に、傷ついてばかりいては、心がいくつあっても足りません。
つねに傷だらけで、そのうち心が壊れてしまうかも知れませんよね。
上手く聞き流す、適当に受け流すなど、スルーできないと生きるのがつらくなってしまいます。
なぜ意地悪な人の言葉をスルーできないのか、その理由と対策を考えてみましょう。
スルーできない原因
意地悪な人は、わざと傷つけるような言葉で攻撃していることが多いのです。
無自覚、無意識の人もたまにはいますが、ごく稀でしょう。
まともに受けてしまえばショックを受けるだけなのに、なぜスルーできないのか。
その原因として、考えられることを見ていきます。
自分に非があると思う
幼いころには、誰でも大人から注意されることはあると思います。
「ちゃんと言うこと聞かないと、あなたが困るのよ」
こんなことを何度も何度も言われて育つと、誰かに嫌なことを言われても、その原因が自分にあると考える癖がついているのではないでしょうか。
嫌われたくない
意地悪なことを言われても、それを聞き流せない人は、嫌われる勇気が持てないのではないでしょうか。
自分が関わる人すべてに好かれるのは、ハッキリいって不可能です。
天使のような人だから、みんなに好かれるわよね
あの人を嫌いになるなんて無理よ
こんなことを周りに言わせるような人も、世の中には居るのかも知れません。
しかし、そんな人は滅多にいないのです。
みんなに愛されるはずのアイドルでも、アンチは存在するのですから。
意地悪なことを言われたら、それを真に受けてしまうのは、嫌われていることへのショックが大きいからではないでしょうか。
意地悪をスルーする方法
悪意を持って人を傷つけるような言葉を真に受けて、自分の心を傷つけないためには、スルーが何よりの得策です。
ですが、職場などでは、完全に無視するわけにもいきませんよね。
意地悪な上司や先輩がいると、とても困ります。
そんな時には、どうやって受け流すのか・・・。
秘策は相手の攻撃を跳ね返すのではなく、肯定してしまうのです。
きみは人付き合いが悪いよな。
友達がいないタイプだろう。
そうなんですよ。
昔から人間関係作るのが苦手なんですよ。
このように、相手の嫌味な言葉をそのまま肯定してしまうのです。
しかも、にこやかな笑顔で!
すると、嫌味を言った人は拍子抜けするはずです。
いちいち嫌味や意地悪を吸収して、自分の心で受け止める必要はありません。
「そうなんですよね」「よく言われます」
このように、肯定するだけで受け止めずに聞き流すように訓練しましょう。
次第に周囲は変化するはずです。
何を言っても同じだな
結局、意地悪な人というのは相手が傷ついたり、ショックを受けたり、ムキになって言い返してくるような反応を面白がっているのです。
笑顔で肯定されれば、それ以上は何も言わなくなるはずですよ。
まとめ
人間は弱いので、意地悪をされてショックを受けないで平気でいられる方が難しいと思います。
ですが、弱い人間同士だからこそ、人を傷つけて自分を保とうとするような弱さもあるわけです。
だからこそ、それをまともに受ける必要はないのです。
上手くスルーして、不要な傷を増やさないようにしたいですね。