いつも自分の周りの人が楽しそうだったり、幸せそうだったりすると、自分自身も幸せな気持ちになりますよね。
でも、周りに勝手に幸せそうな人が集まるわけもないですし、勝手に周りが楽しそうにしているわけでもないのです。
いつも楽しそうな人に囲まれている人は、やはりその人自身も楽しそうです。
では、そういう人間関係はどのように作られるのでしょうか。
楽しそうな人、幸せそうな人に囲まれるための2つのポイントをご紹介しましょう。
「すみません」はナシ
「すみません」は謝罪の言葉として使っている人が多いですが、あまりいい言葉ではありません。
ホントに謝罪しなければいけない時に「すみません」では、相手に伝わらない恐れがあります。
「ごめんなさい」「申し訳ありません」など、謝罪の気持ちを伝える言葉は他にあります。
「すみません」は比較的軽い謝罪、またはお礼として使うことが多いですよね。
お礼のつもりで「すみません」と言うと、相手はどんな気持ちになるでしょう。
たとえば、このような場面です。
ぼくの仕事なのに
手伝ってもらってすみません
職場などでよくありがちな場面です。
職場で大変そうな同僚をサポートしたときにこのように言われると、どう思いますか?
深く考えず、普通にお礼を言われたと受け止めるでしょう。
ですが、無意識のうちに
あ~あ、彼のおかげで
私の仕事が遅れちゃった
こんな気持ちが芽生えてしまうかも知れないのです。
もちろん、そんな風にひねくれて考える人は滅多にいません。
ですが、人は言葉によって意識が変わるのです。
このような場面では、「すみません」ではなく
手伝ってくれてありがとう
ほんとに助かったよ
このように「ありがとう」というお礼の言葉を言った方がいいのです。
さらに「助かったよ」と言われると、自分が役に立ったことが実感できます。
自分が誰かの役に立ったと感じることは、その人を幸せな気持ちにするのです。
「すみません」が悪いわけではないのですが、感謝の気持ちを伝えるためには「ありがとう」の方が幸せを生み出すのではないでしょうか。
魔法の○○とは
いつも仲間に囲まれて、楽しそうにしている人には、じつは人間関係を上手く作る魔法の言葉を使っています。
魔法の言葉なんて
ほんとにあるの?
そんな言葉があるなら
人間関係の悩みなんて
なくなるはずだよね
たしかにそうです。
魔法というのはちょっと大げさかもしれませんね・・。
でも、やってみて損はないと思います。
それは、人の名前を呼ぶ習慣です。
人と会話するときに、その人の名前を入れているかどうか。
それだけで人間関係を良好にするのです。
人は自分の名前を呼ばれると、その人を意識したり、好きになる傾向があります。
周りの人が楽しそうにしているのは、その人と一緒にいると楽しいからです。
名前を呼ぶだけで、そんな効果があるのか?と半信半疑かも知れませんが、試してみる価値はあると思いますよ。
関係性によっては、あまり馴れ馴れしい呼び方は逆効果になることがあるので、そこは常識の範囲で名字で呼ぶのか、下の名前で呼ぶのか判断してくださいね。
まとめ
今回ご紹介した2つの言葉の使い方は、とても小さなことです。
ですが、言葉は人の心を幸せにする効果があると思います。
自分自身の幸せのためにも、周りの人が楽しくするように意識してみましょう。