首輪に鈴を付けたいのは飼い主のエゴ?聴覚の優れた猫には苦痛?

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猫飼いの皆さん、猫との暮らしを満喫していますか?

ふく
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楽しい~

つくし
つくし

まあまあよね

うちの猫たちは、人間との暮らしをそれなりに楽しんでくれていると思います。

今日は飼い猫が付ける首輪の鈴について考えてみました。

うちの2匹の猫は完全室内飼育なので、首輪が必要かどうかの判断は難しいのですが、付けています。

でも首輪に鈴を付けているのは1匹だけです。

なぜ1匹だけ付けることになったのかは後程お話しますが、首輪に鈴を付けるのはごく普通のことだと思われています。

お店に並んでいる猫用の首輪には、ほとんど鈴が付いているほどです。

それは猫にとって迷惑ではないのか‥考えてみましょう。

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猫の首輪に鈴を付ける理由

猫の首輪に鈴を付ける理由を問われると、「みんな付けているでしょ」と答える人が多いのではないでしょうか。

何だかカワイイし、ドラえもんだって、タマ(磯野家)だって付けています。

でも、なぜ鈴を付けるようになったのか・・という根本的な理由はよくわかりませんよね。

一説には、イソップ物語の「ネズミの相談」が猫に鈴を付けるようになった理由ではないかと言われています。

「ネズミの相談」は、猫の襲撃から身を守るために、ネズミたちが知恵を出し合い、鈴を付けて猫の襲来がわかるようにしようと考えたのです。

ただ、その鈴を誰が付けるのか・・・という相談をするお話です。

つまり、猫の首に鈴を付けるのは、猫の動きがわかるようにするためだったのですね。

今は飼い猫は家の中から出ない子がほとんどですが、昭和の時代には家の中と外を自由に出入りするのが当たり前でした。

飼い猫が戻ってきたことがわかるように、鈴を付けることが多かったのでしょう。

猫にとって鈴の音はストレスになるのか

愛猫家の方なら知っていると思いますが、猫の聴覚はとても優れています。

人間の約3倍の聴覚があるので、人間には聞こえないような音も聞こえるのです。

ですから、人間と暮らしている猫は音に悩まされているのでしょう。

テレビやラジオなどの音だけじゃなく、人間の発する生活音は苦手な子が多いです。

うちの猫も長女猫は掃除機、ドライヤーなどの音が大嫌いです。

そんな聴覚が優れている猫なのに、自分の身体が動くたびに首から鈴の音が鳴るのはストレスではないのか・・と心配になりますよね。

その点については、やはりストレスを与えていると考えるべきでしょう。

小さな鈴の音でも、猫には微かな音ではないのです。

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猫の首に鈴を付けるメリット

猫にとって迷惑でしかない首輪の付いている鈴ですが、これほど多くの飼い猫たちが鈴を付けているのは、やはり何かメリットがあるからですよね。

完全室内飼育でも鈴を付けている猫も多いと思います。

その理由としてあげられるのは、やはり猫の動きを把握するためだと思います。

猫は自分の足音を消して歩けます。

走る時ですら足音を消せるのですから、立ち入って欲しくない場所でもあっという間に入られてしまうこともあります。

危険な場所に入ってケガさせないために、鈴を付けているという猫飼いさんもいるでしょう。

ただ可愛いからという理由で付けているのなら、猫のために鈴は外してあげた方が良いですね。

鈴付きと鈴ナシの猫がいる理由

冒頭でも触れましたが、我が家の飼い猫2匹のうち1匹だけが首輪に鈴を付けていました。

(過去形なのは、つい最近から2匹とも鈴を付けていないからです。)

鈴付きの首輪は、新入り子猫の時から付けていました。

我が家に引き取ったばかりの頃は、ケージの中で過ごす時間も多かったのですが、室内を自由にさせると縦横無尽に走り回り、思いがけないすき間に入り込んで出られなくなったりして大騒動を起こしたことが何度もありました。

さらに、先住猫がとても臆病な性格で、子猫が突然近寄ると驚いて隠れてしまうため、所在が分かるように小さな鈴付きの首輪を付けました。

先住猫は子猫の時から首輪をしていますが、一度も鈴付きを使ったことはありません。

ちなみの先住猫は女の子で、新入り猫は男の子です。

性別の差もあるのでしょうが、メス猫の方が警戒心が強く、ストレスを感じやすい傾向があるので、鈴を付けることは控えています。

現在は先住猫と新入り猫もすっかり馴染んだことや、家の中の危険な場所を改善したこともあり、鈴は外しました。

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鈴を付ける特別な理由はない

人間よりもはるかに優れた聴覚を持っている猫に、わざわざストレスを与えるような音を発する鈴を付けるのは、よほどの理由がない限りやめた方が良いと思います。

我が家でも1年ちょっと鈴を付けていたので、かわいそうなことをしたと反省しています。

ただ、獣医師の話では、子猫の時からずっと鈴付きの首輪をしていれば、そんなにストレスに感じないと言われました。

それがホントなら、少しは気持ちも救われますが、猫に聞いてみたわけじゃないので、わかりませんけどね。

完全室内飼育の首輪の必要性

首輪の鈴は何か特段の理由はない限り不要なのは納得ですが、首輪については賛否が分かれると思います。

屋外に出る飼い猫の場合は、「飼い主のいる猫」というしるしになるので首輪が必要ですが、完全室内飼育では不要だと考える人もいます。

ですが、我が家では2匹とも首輪は付けています。

その理由は、100%脱走を防止できる確信がないからです。

脱走防止対策は、やり過ぎなほどしていますが、地震、台風、雷などの自然災害が起きて、万が一にもガラスが割れたりすれば、驚いて脱走するかも知れません。

そんな時のためにも、首輪に迷子札を付けているのです。

マイクロチップを付ければ首輪をつけなくても済むという考え方もありますが、マイクロチップは識別する装置がなければ見ただけではわかりません。

万全を考えるのなら、マイクロチップと迷子札付きの首輪があればいいですよね。

まとめ

猫の首に鈴が付いているのは、あまりにも自然な様子になるほど、猫の首輪には鈴が付けられています。

猫にとって、どれほど迷惑なことなのか考えてみると、やはり人間の都合では付けない方が良いですよね。

猫の首に付けている鈴を耳元で鳴らして、その音が3倍に聞こえる様子を想像してみると、外してあげたくなるのではないでしょうか。

 

 

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