猫と同じ布団で寝るのは危険?安眠と安全のために気を付けること!

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猫と暮らしている人の中には、飼い猫を寝室に入れない人もいます。

その理由は色々あると思います。

 

母

うちはキッチンとトイレと浴室以外はすべて自由に出入りします。

 

だから寝室も出入り自由なので、一緒に寝ることもあります。

ふく
ふく

ぼくはお母さんと一緒に寝るのが好き

つくし
つくし

まったく・・・甘えん坊なんだから

眠るときのスタイルも、個体差がありますよね。

今回は、飼い主と一緒に寝ることへの危険やリスクについて考えてみます。

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猫と同じ布団で眠るのは危険なのか

猫は完全に室内で飼育している方は、家の中では自由にさせてあげたいと思いますよね。

屋外と家の中を自由に出入りするような飼育方法は、危険なことがいっぱいなので、室内飼育は猫の安全のためなのですが、狭い家の中だけで暮らすのは退屈そうに見えてしまうことがあります。

だから寝る時だって、家の中の好きな場所で眠らせてあげたいと思うので、寝室に入れている方も多いと思います。

猫が選んだ場所が飼い主が眠る布団だとすれば、喜んで一緒に眠りたいですよね。

ですが、一緒の布団で眠ることには、いくつかのリスクがあります。

どのようなリスクがあるのか、見ていきましょう。

猫アレルギー

猫好きなのに猫を飼えない原因に多いのが猫アレルギーです。

保護猫の里親になる時には、家族全員が猫アレルギーではないことを証明しなければいけないボランティア団体もあるほどです。

ですが、猫アレルギーは花粉症のように、突然発症することがあります。

猫アレルギーの原因は、猫の唾液に含まれるたんぱく質の一種に反応することで起こります。

グルーミングをして被毛に付着した唾液の成分が乾燥してホコリのように飛散したり、抜けた毛に付着して人間の皮膚や粘膜にくっついてアレルギーを起こします。

ただ、猫の個体差もあるので全く症状が出ないケースもありますから、判断が難しいのです。

今は何も症状が出ていない人でも、猫と暮らしている間にアレルギーが出てしまうこともあります。

それで猫を手放す人もいるほどなので、怖いですよね。

猫を寝室に入れて一緒に眠っても、まったく猫アレルギーが出ないのであればリスクはありません。

ですがこの先ずっとアレルギーが出ない保証はないので、リスクの軽減のために一緒に布団で寝るのは控えた方が良いと指導する獣医師もいます。

同じ布団で寝ているから猫アレルギーになるわけではありませんが、リスクは高くなると考えられます。

飼い主の安眠

猫が布団の中に入って添い寝してくれるのは、とても幸せを感じますよね。

お互いに温もりを感じながら眠るのは、至福の時と言ってもいいほど。

ですが、寝がえりを打つと出て行ってしまう子もいます。

また、布団の上に乗って眠る猫の重さで寝がえりが打ちにくい状態のまま眠る人もいます。

猫のことを最優先に考えたいから、少々のことはガマンできる!という方もいるでしょうが、それで安眠できない日々が続くのは健康に影響が出てしまうかも知れません。

猫は20時間寝ると言います。

もちろん、熟睡しているわけじゃないですが、ネコは寝子が呼び名の語源と言われるほどなのでよく寝る生き物です。

それに比べて人間は、24時間のうち8時間ほどしか眠らないのです。

短い睡眠時間で活動するためには、質の良い眠りをとることが大切です。

もしも猫と一緒の布団で眠っていても、途中で目覚めることもなく、起きた時に身体の痛みなどが全くないのなら問題ありません。

ですが、猫を起こさないように眠っている間も無意識に神経を使っているのなら、眠りが浅くなっています。

睡眠不足が続けば、活動のパフォーマンスも低下します。

なにより健康を維持するために良くないので、眠りが妨げられているようなら、一緒の布団で眠るのは考え直さなければいけませんね。

猫は飼い主さんが活動している間も、ウトウトと昼寝できますから、体調が悪くなるほど睡眠不足になるまでガマンしないようにしましょう。

猫の不安

子猫の時からずっと飼い主の布団で一緒に寝ている場合、飼い主さんが旅行などで留守の時に強い不安から布団でお粗相してしまう子がいます。

離れることで不安になり、いたずらをしたり、トイレ以外のところで排泄するなどの行動が出るのは分離不安症と呼びます。

一緒に寝ることだけが分離不安症を引き起こすわけじゃないのですが、飼い主さんと一緒に寝るのが習慣になっていると、リスクとして考えられます。

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寝室に入れないのは可哀想なのか

猫と一緒の布団で眠るリスクを考えると、やはり寝室には入れない方が良いのでは・・と考えるのですが、何となく可哀想に感じます。

母

うちは入れないと鳴き続けますから、諦めて入れます。

これは飼い主が根負けしてしまった例です。

可哀想なのかどうかは、猫の気持ちなので想像するしかありませんが、猫が安心して眠れる場所があるのなら寝室に入れなくても問題ないと思います。

また、単独飼育ではなく多頭飼育なら、猫専用の部屋を1つ決めて、夜間はその部屋に入れる習慣をつけるのも1つの方法です。

問題は飼い主の気持ちだと思います。

我が家では、2匹目の子猫を迎えるまでは先住猫を寝室に入れずに眠っていました。

1階で自由に過ごさせて、人間は2階の寝室で眠っていました。

ですが子猫を迎えた時のストレスで先住猫の夜鳴きなどが激しくなったため寝室に入れるようになりました。

寝室に入ると安心するのか、夜鳴きもなくなり、猫用のベッドに入ってくれたので安眠を妨害されることもありませんでした。

猫の気持ちを考えて、「可哀想」とか「きっと寂しいだろう」と思ってしまう人は、無理に寝室から追い出すことの方がストレスです。

アレルギーや安眠などに問題がないのなら、お互いに安心できる状態で眠れば良いのではないでしょうか。

まとめ

つくし
つくし

猫を飼っているのに一緒に寝ないなんて!

猫たちはそう思っているのかどうかわかりません。

ただ、飼い主さんの近くに居たいから、寝室に入りたがり、布団の中に潜り込むのです。

ふく
ふく

温かいだけじゃなく、そばにいることで安心できるんだ!

そう思ってくれるのなら一緒に眠りたい気持ちは強くなりますね。

ですが、猫アレルギーや睡眠の質などの問題があれば無理はしないことです。

猫を愛するあまり無理をして、結果的に一緒に生活できなくなるような問題にならないようにしてください。

ずっと一緒に生きていくためには、多少のガマンも必要なのではないでしょうか。

 

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