世の中には、人に嫌味を言って自分のストレスを解消するような人間がいます。
嫌味を言っているつもりもなく、息を吐くように他人を傷つける人もいますから、困ったものです。
そういう人とは付き合いたくないものですが、職場やご近所、学校、ママ友などの人間関係は簡単に切れません。
嫌味を言われても、ただガマンするのが大人だと思っている人もいるのではないでしょうか。
ガマンできる範囲なら、それでもいいのですが・・。
ずっとガマンしているだけでは、自分のストレスがキャパオーバーになってしまうかも知れません。
嫌味を言う人は、そんなことお構いなしです。
自分ばかりがガマンする必要はないはず。
そこで、嫌味を言う人を撃退する方法を考えてみましょう。
嫌味のタイプ別3つの切り返し
嫌味を言う人には、大きく3つのタイプに分かれると思います。
タイプ別の切り返し方法をご紹介します。
自分を優位にするための嫌味
どこにでもいるのが、人の話を素直に聞けずにとりあえず否定したり、見下すようなタイプです。
一般的に嫌われやすい人なので、友達や仲間は少ないでしょう。
そんな人でも、職場の上司や先輩だったりすれば無視するわけにもいきません。
そういう嫌味しか言えないタイプには
それどういう意味ですか?
と切り返しましょう。
嫌味ばかり言う人は、深い意味もなく人を傷つける言葉を発します。
嫌味に対して「そういう意味ですか?」と聞かれれば、困惑するはずです。
困惑している相手を追い詰めると、それはそれでめんどくさいことになるので、相手が返答に困った様子を見せたら数秒間待って
すみません、忙しいので失礼します
とその場を締めましょう。
自分の評価のための嫌味
人に対して嫌味を言うのは、自分の評価を認めさせて、自分の承認欲求を満たしたいというタイプもいます。
「どうしてみんな私に仕事を頼むのかしら」
「ほんとに毎日ヘトヘトになってるよ」
「あなたはラクそうね」
「大変だ」アピールのための嫌味には、
それは大変ですね
コンプレックスのための嫌味
誰にでもコンプレックスはあります。
しかし、自分のコンプレックスを隠すために、人がコンプレックスに感じるであろう要素をわざわざ見つけて嫌味を言う人間は最低です。
外見的なコンプレックスについて嫌味を言う人間は、いちいち反応する必要はないので、無視したくなると思いますが、人間関係を壊せない場合は、
そうなんですよ。それが何か?
こう切り返せばいいのです。
人の欠点やコンプレックスをわざわざほじくり出して嫌味を言う人は、相手が傷ついた様子を見たいのです。
「だからナニ?」という怒りの態度ではなく、感情をゼロにして「そうなんですよ」と一旦受け入れて、「それが何か?」「何か問題がありますか?」「ご迷惑かけましたか?」という言葉を付け加えます。
感情を込めないクールな切り返しで言われると、相手もビビるはずです。
自分のコンプレックスを隠すために、利用できる相手として相応しくないと感じさせることが重要です。
嫌味な人と向き合わない
嫌味ばかり言う人が、職場やご近所、ママ友の中にいる場合は、付き合いをやめることが難しいのは仕方ありません。
ですが、まともに相手をするのは自分を壊します。
ちょっとした嫌味でも、それが積み重なれば心の傷もどんどん深くなるでしょう。
とにかくまともに向き合わないことが、何よりも自分を守る方法です。
ムキになったり、ムッとしたり、感情的に言い返したりすれば思う壺です。
嫌味を言いやすい人にならないための切り返しをして、自分からけっして近寄らないようにしっかり距離をとりましょう。
まとめ
わざわざ人の心を傷つけるような言葉を選ぶのは、その人に問題ありです。
何も自分を責める必要もないはずです。
ですが、嫌味を言われやすい人は自分に非があると思ってしまうこともあるのですよね。
しかし、何も悪くないのですから、自分の心を守ることを最優先に考えてください。